バレンタインの苦悩

もうすぐ2月ですね。2月といえば男性のみなさんはやっぱり「バレンタイン」が頭に浮かびませんか?「いやいや、もうバレンタインで騒ぐ年じゃない」なんて言いつつも、やっぱりもらえるとうれしいのがバレンタインです。今年も妻と娘、あとは会社の部下から義理チョコがもらえるだろうと期待はしています。

うちの妻は、みんなでお金を集めて会社の人全員にバレンタインのチョコを配ろう、みたいな企画がすごく苦手だといいます。こんなこと思ってるのは妻だけかと思い、色々ネットで調べてみると苦手、実は嫌という人がいがいにも多く驚きました。

妻のパート先では「誰誰さんの誕生日だから」「誰誰さんが退社するから」と、よく顔も知らない人のためにお金を徴収されることが多々あるのだそう。妻はこういう企画自体が大嫌いだといつも小言をこぼしています。

という私も、高校生のときバイトで「みんなでお金集めて〇〇さんに誕生日祝いを贈ろう」と言い出した子がいて、その時にすごく嫌悪感を抱いたことを覚えています。嫌だな~と思いながらもそんな素振りは一切見せないようにし、お金を出しました。

そういえば、中学を卒業する頃、担任の教師にみんなでお金を出し合ってお祝いの品を贈るという出来事がありました。実は自分はその先生のことは大嫌いだったし、正直その教師から実害もこうむっていたので出したくはなかったけれど、やはりその時も嫌な顔を見せず数百円を出しました。当時は私も子供でしたので、それは物凄く不本意に感じていました。

あれこれ考えてみると妻だけではない、実は私のほうがこういうことは苦手だったのかもしれませんね。自分が不本意に感じつつもそれに従ってしまった場合、後々気持ちの面で尾をひくことにもなります。もっと単純に考えて、他人の意見や空気に流されず、相手のことが好きか嫌いかで判断してもいいのではないか、と。もし私も嫌いな担任への祝いを自分の意思でしっかり拒否していたら、きっと今のように心にしこりは残っていなかったのだろうと思います。

という私は今回はもらう側。妻はパート先で「バレンタイン義理チョコ」代の徴収に合うのかもしれません。妻がもやもやした気持ちにならないよう、今、思ったことを伝えようかとも考えましたが、「さりげなく催促している」ともとられそうなのでまた今度に・・(笑)

素直に祝えない、こんな自分も嫌だという人が多くて、沢山共感する人がいて、こんなどろどろした感情をさらっと周りに吐き出せない私たちは、すぐネットができる時代に生まれてよかったと感じました。